結婚式の祝電のお礼は年賀状でも大丈夫?お礼のマナーを解説
結婚式に頂いた祝電のお礼を年賀状で伝えることがあります。
その場合は、「年賀状代わりの年賀用電報に一言添える」というお礼の仕方もおすすめです。
そこで今回は、「結婚式の祝電のお礼の仕方」「年始のご挨拶に祝電のお礼を添えるときの書き方」「年始の挨拶用の電報の選び方」について解説していきます。
【祝電のみの場合】
結婚式の祝電のみを頂いた場合のお礼は、基本的には不要です。
弔電のときも同じことがいえますが、電報のみによる祝福・弔意の場合は、「物」をもらっているわけではないため、後日のお礼をしなくても失礼にはあたらないと考えられているのです。
ただこれはあくまで、「お礼をしなくても失礼には当たらない」という話です。より丁寧に対応したいと考えるのであれば、ハガキや電報などでお礼のメッセージを送ってももちろん構いません。なお現在は、LINEなどのSNSや、メールでお礼を伝える方法も広く選ばれています。
【ギフトがある場合】
結婚式の祝電と一緒に、ぬいぐるみや花などのギフトが送られてくることもあります。この場合は、「物」を頂いているわけですから、ハガキや電報などでお礼を伝えるようにしましょう。また、「半返し」の考え方にのっとって、お礼の品物を送ればより丁寧です。
結婚式の祝電のお礼やお返しは、基本的には1か月以内にします。ただし下記で述べるように、10月ごろ(特に10月後半)に結婚式をして、その際に結婚式の祝電を頂いた場合は、年賀状・年賀用電報にお礼を添えても失礼にはあたりません。
祝電のお返しについて、詳しくは下記のコラムでも紹介しています。
電報・祝電・弔電のお礼はどうする?お礼・お返しの基本的なマナーをご説明
また年賀用電報は、年賀状に比べて直前の申込みでも元日に間に合うというメリットがあります。年賀状を1月1日に確実に手元に届けるためには12月25日までに送らなければなりませんが、年賀用電報の場合は年内の(※電報の会社が年末年始の休業に入る前。エクスメールは12月30日~1月3日が年末年始の休業期間)に送れば1月1日に届きます。
また、現在の電報は文面を自由に考えられる上、文字数も多く打ち込めます。
そのため、「いつもと違う特別なかたちで年始のご挨拶をしたい」「12月25日に間に合わなかったけれど、1月1日に届けたい」「比較的長めの文章を作りたい」という人は、年賀用電報を利用するのがおすすめです。
ただ、上でも説明したように、結婚式の祝電のお礼は基本的には1か月以内にするのが一般的です。そのため、年賀用電報に結婚式の祝電のお礼を添えるのは、10月~12月に結婚式を行った場合が特におすすめです。
また、結婚式が上記の日程だったとしても、必ずしも年賀状や年賀用電報でお礼を伝えなければいけないわけではありません。年始のご挨拶とは別にお礼を伝えたい場合には、別途お礼状をお送りすると良いでしょう。
なお、相手が喪中の場合は、年賀用電報として送るのではなく、寒中見舞いというかたちでお送りするのが無難です。
ここからは、年賀用電報に結婚式の祝電のお礼を合わせて綴るときの書き方や文例について紹介していきます。
・新年の挨拶
・結婚式の祝電のお礼
・受け取った相手との交流を願う文章や、相手の今年の健康などを祈る文章
で構成するとよいでしょう。
昨年は、私どもの結婚式に際して、心温まる祝電を頂きましたこと、心からお礼申し上げます。
今年も○○様にとってよき一年となりますようにお祈りしております。」
「謹んで初春のお慶びを申し上げます。
去年の11月の結婚式の際には嬉しい祝電を頂戴しましてとても感謝しております。
本年もよろしく御指導御鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。」
なお今回は、年賀用として使える電報で、かつ「ギフトを伴わない結婚式の祝電」を頂いた場合のお礼として相応しい電報台紙を取り上げています。 「花舞い」は、百花繚乱とも言うべき非常に華やかで美しい雰囲気が印象的な電報台紙です。慶事の際に飾られる金屏風や、艶やかな着物のような柄であり、明るく人を引き付ける柄の台紙で、お正月の晴れやかな席にぴったりの選択肢だといえるでしょう。ちなみに「祝」の文字は、豪華な金の箔押し加工が施されています。
お祝い事に幅広く使える台紙ですが、「お正月」と「結婚式」という2つのおめでたいことを取り上げるときにはまさに最適なものといえます。特に女性には好まれる柄で、見る人の心を明るくさせてくれることでしょう。 可憐で上品、ビジネスでもプライベートでも使える電報台紙が、「梅結い」です。おお正月にぴったりのおめでたい紅白のカラーに、愛らしくも現代的な花の水引を添えたもので、受け取った人に強い印象を残すことでしょう。のし紙をイメージした個性に富んだデザインであり、見る人の目を楽しませてくれる選択肢です。
モダンで新しいデザインでありながら、紅白のカラーという伝統的なマナーも踏まえた「梅結い」は、どんな立場の人に送っても喜ばれるものです。 上で紹介した「花舞い」「梅結い」に比べてずっと落ち着いたデザインの「よろこび」も取り上げておきましょう。
「よろこび」は、非常にシックで上品な仕上がりの電報台紙です。一見すると茶色に見えるのですが、角度を変えると、金色にも銀色にも見える不思議な台紙でもあります。このような「金色にも銀色にも見える」という特性にくわえて、シンプルながら存在感のある「歓」の一文字が、この台紙を、慶事用の台紙にしています。
年齢層が高めの人や、ビジネス相手などに送ると特に喜ばれる電報台紙です。きちんと、厳かに、改まって、結婚式の祝電のお礼を送りたい人には、特にこの「よろこび」がおすすめです。
なお「よろこび」は、フォトフレームとしても使えます。
ここでは、年始のご挨拶に使えるもので、かつ結婚式の祝電のお礼に適している電報台紙を3つ紹介しました。ただ、エクスメールではこれ以外にも数多くの電報台紙を用意しています。受け取る相手との関係性や好みを踏まえて電報台紙を選べば、より相手に喜んでもらえることでしょう。
お祝い・一般の電報台紙の一覧はこちら
そして、10月~12月と時期が限定的ではありますが、結婚式で頂いた祝電のお礼は年賀状に添えることもあります。さらに、その年賀状を年賀用電報で送ることも可能です。
年賀用電報であれば、年内に送れば1月1日に相手の手元に届きますから、年賀状のように締切を気にする必要がありません。また、文字数も年賀状より多く書くことができますから、伝えたいことが多い場合には特におすすめです。
電報屋のエクスメールでは年賀用電報におすすめな電報台紙やメッセージを作成するときに便利な文例集をご用意しています。
電報の送り方やマナーが分からない、年賀用電報の締切が知りたいという方にもお電話やメールでお答えさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
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その場合は、「年賀状代わりの年賀用電報に一言添える」というお礼の仕方もおすすめです。
そこで今回は、「結婚式の祝電のお礼の仕方」「年始のご挨拶に祝電のお礼を添えるときの書き方」「年始の挨拶用の電報の選び方」について解説していきます。
祝電のお礼の基本的なマナー
まず、結婚式の祝電を頂いた際のお礼の基本について考えていきましょう。【祝電のみの場合】
結婚式の祝電のみを頂いた場合のお礼は、基本的には不要です。
弔電のときも同じことがいえますが、電報のみによる祝福・弔意の場合は、「物」をもらっているわけではないため、後日のお礼をしなくても失礼にはあたらないと考えられているのです。
ただこれはあくまで、「お礼をしなくても失礼には当たらない」という話です。より丁寧に対応したいと考えるのであれば、ハガキや電報などでお礼のメッセージを送ってももちろん構いません。なお現在は、LINEなどのSNSや、メールでお礼を伝える方法も広く選ばれています。
【ギフトがある場合】
結婚式の祝電と一緒に、ぬいぐるみや花などのギフトが送られてくることもあります。この場合は、「物」を頂いているわけですから、ハガキや電報などでお礼を伝えるようにしましょう。また、「半返し」の考え方にのっとって、お礼の品物を送ればより丁寧です。
結婚式の祝電のお礼やお返しは、基本的には1か月以内にします。ただし下記で述べるように、10月ごろ(特に10月後半)に結婚式をして、その際に結婚式の祝電を頂いた場合は、年賀状・年賀用電報にお礼を添えても失礼にはあたりません。
祝電のお返しについて、詳しくは下記のコラムでも紹介しています。
電報・祝電・弔電のお礼はどうする?お礼・お返しの基本的なマナーをご説明
年賀状代わりの年賀用電報に一言添えるやり方も
年賀状の代わりに年賀用の電報を活用するという方法もあります。年賀状の代わりに年賀用電報を送るメリット
年始のご挨拶といえば年賀状ですが、年賀用電報を使う方法もあります。年賀用電報は年賀状に比べて珍しくインパクトがあるため、ちょっとしたサプライズになるでしょう。また年賀用電報は、年賀状に比べて直前の申込みでも元日に間に合うというメリットがあります。年賀状を1月1日に確実に手元に届けるためには12月25日までに送らなければなりませんが、年賀用電報の場合は年内の(※電報の会社が年末年始の休業に入る前。エクスメールは12月30日~1月3日が年末年始の休業期間)に送れば1月1日に届きます。
また、現在の電報は文面を自由に考えられる上、文字数も多く打ち込めます。
そのため、「いつもと違う特別なかたちで年始のご挨拶をしたい」「12月25日に間に合わなかったけれど、1月1日に届けたい」「比較的長めの文章を作りたい」という人は、年賀用電報を利用するのがおすすめです。
年賀用電報に「結婚式で頂いた祝電のお礼」を添えよう
さて、上でも述べた通り、この年賀用電報のなかに「結婚式の祝電のお礼」を添えることも可能です。「年始のご挨拶」と「結婚式の祝電のお礼」を一度に送るかたちをとると手間を減らすことができるでしょう。ただ、上でも説明したように、結婚式の祝電のお礼は基本的には1か月以内にするのが一般的です。そのため、年賀用電報に結婚式の祝電のお礼を添えるのは、10月~12月に結婚式を行った場合が特におすすめです。
また、結婚式が上記の日程だったとしても、必ずしも年賀状や年賀用電報でお礼を伝えなければいけないわけではありません。年始のご挨拶とは別にお礼を伝えたい場合には、別途お礼状をお送りすると良いでしょう。
なお、相手が喪中の場合は、年賀用電報として送るのではなく、寒中見舞いというかたちでお送りするのが無難です。
年賀用電報で結婚式の祝電のお礼を伝えるときの書き方・文例
年賀用電報に祝電のお礼を添えるときの書き方
年賀用電報で、結婚式の祝電のお礼を伝える際は、・新年の挨拶
・結婚式の祝電のお礼
・受け取った相手との交流を願う文章や、相手の今年の健康などを祈る文章
で構成するとよいでしょう。
年賀用電報に祝電のお礼を添えた文例
「あけましておめでとうございます。昨年は、私どもの結婚式に際して、心温まる祝電を頂きましたこと、心からお礼申し上げます。
今年も○○様にとってよき一年となりますようにお祈りしております。」
「謹んで初春のお慶びを申し上げます。
去年の11月の結婚式の際には嬉しい祝電を頂戴しましてとても感謝しております。
本年もよろしく御指導御鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。」
年賀状代わりに使える! おすすめの電報台紙
ここからは、年賀状代わりに使えるおすすめの電報台紙について紹介していきます。なお今回は、年賀用として使える電報で、かつ「ギフトを伴わない結婚式の祝電」を頂いた場合のお礼として相応しい電報台紙を取り上げています。 「花舞い」は、百花繚乱とも言うべき非常に華やかで美しい雰囲気が印象的な電報台紙です。慶事の際に飾られる金屏風や、艶やかな着物のような柄であり、明るく人を引き付ける柄の台紙で、お正月の晴れやかな席にぴったりの選択肢だといえるでしょう。ちなみに「祝」の文字は、豪華な金の箔押し加工が施されています。
お祝い事に幅広く使える台紙ですが、「お正月」と「結婚式」という2つのおめでたいことを取り上げるときにはまさに最適なものといえます。特に女性には好まれる柄で、見る人の心を明るくさせてくれることでしょう。 可憐で上品、ビジネスでもプライベートでも使える電報台紙が、「梅結い」です。おお正月にぴったりのおめでたい紅白のカラーに、愛らしくも現代的な花の水引を添えたもので、受け取った人に強い印象を残すことでしょう。のし紙をイメージした個性に富んだデザインであり、見る人の目を楽しませてくれる選択肢です。
モダンで新しいデザインでありながら、紅白のカラーという伝統的なマナーも踏まえた「梅結い」は、どんな立場の人に送っても喜ばれるものです。 上で紹介した「花舞い」「梅結い」に比べてずっと落ち着いたデザインの「よろこび」も取り上げておきましょう。
「よろこび」は、非常にシックで上品な仕上がりの電報台紙です。一見すると茶色に見えるのですが、角度を変えると、金色にも銀色にも見える不思議な台紙でもあります。このような「金色にも銀色にも見える」という特性にくわえて、シンプルながら存在感のある「歓」の一文字が、この台紙を、慶事用の台紙にしています。
年齢層が高めの人や、ビジネス相手などに送ると特に喜ばれる電報台紙です。きちんと、厳かに、改まって、結婚式の祝電のお礼を送りたい人には、特にこの「よろこび」がおすすめです。
なお「よろこび」は、フォトフレームとしても使えます。
ここでは、年始のご挨拶に使えるもので、かつ結婚式の祝電のお礼に適している電報台紙を3つ紹介しました。ただ、エクスメールではこれ以外にも数多くの電報台紙を用意しています。受け取る相手との関係性や好みを踏まえて電報台紙を選べば、より相手に喜んでもらえることでしょう。
お祝い・一般の電報台紙の一覧はこちら
まとめ
結婚式の祝電を頂いた場合、祝電のみであれば基本的にはお礼は不要ですが、ハガキや電報でお礼を伝えればより丁寧です。そして、10月~12月と時期が限定的ではありますが、結婚式で頂いた祝電のお礼は年賀状に添えることもあります。さらに、その年賀状を年賀用電報で送ることも可能です。
年賀用電報であれば、年内に送れば1月1日に相手の手元に届きますから、年賀状のように締切を気にする必要がありません。また、文字数も年賀状より多く書くことができますから、伝えたいことが多い場合には特におすすめです。
電報屋のエクスメールでは年賀用電報におすすめな電報台紙やメッセージを作成するときに便利な文例集をご用意しています。
電報の送り方やマナーが分からない、年賀用電報の締切が知りたいという方にもお電話やメールでお答えさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
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