定年退職のお祝いは電報で感謝を伝えよう！上司や取引先にも使える文例集

2022/06/25　更新日:2023/07/26

会社の上司や取引先の関係者などが「定年退職」する際に、お祝いやねぎらいの言葉を送ることがあると思います。
できれば直接会って言葉を伝えたいところですが、忙しい場合やそこまで親しくない場合には「電報」で感謝を伝えるという方法もあります。
そこで今回は、定年退職のお祝いを電報で伝える方法について解説します。

■定年退職の方向けに電報を送る際のマナーと注意点

電報を届けるタイミング
電報の宛名の書き方
電報の差出人の書き方

■定年退職の電報メッセージの書き方と注意点

定年退職の電報の注意点と避けるべき言葉
定年退職祝いのメッセージを作成するポイント

■定年退職のお祝いにおすすめの文例をケース別にご紹介

会社の上司に向けて
取引先の方へ向けて
お父さん・お母さんに向けて

■定年退職のお祝いにおすすめの電報＆ギフト

■まとめ：定年退職のお祝いは気持ちのこもった電報で伝えよう！

定年退職の方向けに電報を送る際のマナーと注意点

定年退職のお祝いに電報を送ることは「感謝の気持ちを伝える」役割があり、受け取られた方にも喜んでもらえるものです。しかし、取引先や会社の上司に送る場合は、マナーについても気になる･･･という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここでは、定年退職の方向けに電報を送る際に注意するべきマナーについて解説していきます。

電報を届けるタイミング

定年退職のお祝い電報を届けるタイミングに、明確な決まりはありません。
退職する前日までに届くように電報を手配するのが一般的ですが、退職日の当日に届けても決して失礼にはあたりません。
また、定年退職をお祝いする送別会や退官式などが催される場合には、そのタイミングで電報が到着するように準備しても良いでしょう。
他にも、サプライズが目的で電報を送るのであれば、退職日の翌日以降に相手の自宅に電報を送るという方法もあります。

電報の宛名の書き方

電報の宛名は、基本的な部分としてまず「フルネーム」で記載してください。
退職日までに会社に電報を届けるケースであれば、フルネームと一緒に相手の正式な役職名を書き添えます。
退職後に会社以外の住所（相手の自宅など）に電報を送る場合、電報の宛名はフルネームのみ記載します。相手の役職名をつける必要はありません。

基本的なことではありますが、宛名や役職名の記載に誤りがあることは大変な失礼にあたりますので、送る前に間違いがないか念入りに確認して電報を送りましょう。

電報の差出人の書き方

電報の差出人の名前も、基本的にフルネームで記載するのがマナーです。
もし、差出人が複数名いる際には、目上の方から並べて連名にしましょう。
ただし、差出人の人数が多い際にはそのまま連名にしてしまうと煩雑に見えてしまうため、部署名や支店名などでまとめて「〇〇一同」と記載することをおすすめします。

電報を連名で送るときの方法と確認すべきポイント

ここにも間違い等があると相手が「誰から来たんだろう？」と思われてしまいますので、記載内容の間違いには十分に注意してください。

定年退職の電報メッセージの書き方と注意点

お世話になった方へのお祝いには、心のこもったメッセージを失礼のないように贈りたいもの。ここでは、感謝とねぎらいの気持ちが真っすぐに伝わるメッセージを作るためのポイントについてお伝えします。

定年退職の電報の注意点と避けるべき言葉

電報を送る際の基本的なマナーとして「忌み言葉を避ける」というマナーがあります。忌み言葉とは、冠婚葬祭などの場面において使用を避けるべき縁起の悪い言葉のことです。定年退職の電報においても、死、苦、枯れる、曲がる、敗れる、倒れる…など、不吉なことを連想させる言葉は避ける必要があります。
また、定年退職と言う状況を考慮すると「ご高齢ゆえ体調にはお気を付けください」など、老いや病気を連想させるような言葉や、退職後の不安をあおるような言葉は使わない方がよいでしょう。

定年退職祝いのメッセージを作成するポイント

定年退職の電報は、相手の気持ちや立場を考えた上でメッセージを作ることが大切です。
定年退職とはいっても、現代の定年になる方はまだまだ元気で活動的な方も多いですよね。ですから、例えば「これからはごゆっくりお過ごしください」といった言葉は、メッセージを受け取られる方が定年退職後も趣味や新しい仕事にまい進しようと考えている場合、折角の気持ちに水を差すことになりかねません。
そのため、これまでの「感謝の気持ち」を伝えた上で、「これからの第二の人生が明るくなりますように」という想いを込めて文章を作成するとよいでしょう。

文章に自信がない方や、書き方に迷っている方は、文例を使うのもおすすめです。

定年退職のお祝いにおすすめの文例をケース別にご紹介

定年退職祝いの電報を送る際に、できればご自身の言葉で感謝を伝えるのが良いのですが、忙しい方や文法・文章マナーを気にする方であれば「文例」を利用するのもおすすめです。
電報屋のエクスメールでは、定年退職される方に向けて電報を送る際の文例をご用意しております。

ここでは、定年退職のお祝いのメッセージをケース別にいくつかご紹介します。

会社の上司に向けて

○○さん、長い間お疲れ様でした。これからも素敵な人生を！
定年おめでとうございます。これからの第二の人生、素敵にお過ごしください。
ご定年おめでとうございます。○○部一同、心よりお祝い申し上げます。これからも益々のご活躍をお祈りいたします。
長年、ご指導ご鞭撻頂き、ありがとうございました。心より感謝しております。今後のご健康とご活躍を祈念いたします。

取引先の方へ向けて

ご定年、おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。末永いご多幸をお祈りいたします。
定年退職のお祝いを申し上げます。これからは第二の人生を謳歌してください。今後も益々ご活躍されることをお祈り申し上げます。
つつがなく定年を迎えられたことをお祝い申し上げます。長年のご功労に敬意を表し、感謝申し上げますと共に、益々のご健勝とご発展をお祈り申し上げます。
ご定年おめでとうございます。長年お仕事を無事勤めあげられたことをお祝い申し上げます。ご在任中はひとかたならぬご厚情とご指導を賜り、深く感謝いたしております。今後のご健康とご活躍をお祈りいたします。

お父さん・お母さんに向けて

お父さん、長い間本当にご苦労さまでした。これからは、第二の人生をお母さんと一緒に満喫してください。
お母さんへ、長い間お勤めお疲れさまでした。家族一同より、感謝の気持ちを贈ります。これからは少しのんびりして、元気で長生きしてください。
お父さん長い間、お仕事ご苦労様でした。これからの第二の人生は、お母さんと一緒に思いっきり楽しんで過ごして下さい。また、皆で遊びに来て下さい。今後も、ご健康に気をつけてご活躍下さい。
感謝状。あなたは長い年月にわたり、誠実にお仕事に励み、生活を支え、同僚と親しみ、家族を心から愛してくださいましたので、ご定年に臨み家族一同、感謝の気持ちを込めてお礼申しあげます。

その他の定年のお祝い文例はこちら

文例を参考にしつつ、自分の気持ちを込めたオリジナルのメッセージを作成するのもおすすめです。
また、文例を使用するにあたっては、送る相手とご自身の関係に注意して、文章中に違和感や矛盾が発生しないように注意しましょう。

定年退職のお祝いにおすすめの電報＆ギフト

定年退職をお祝いする電報は華やかな印象のものがおすすめです。さらに、新しい門出の記念にフラワーギフトや記念品を添えることで、より特別感のあるお祝いになります。

プリフォトフレーム電報　コンチェルト　レッド

価格：8,000円(税抜)

漆芸電報　フリージア　～親愛～

価格：4,500円(税抜)

高級感のあるプリザーブドフラワー付きの電報は特別感と華やかさがあります。電報部分はフォトフレームになっており、思い出の写真を入れて飾ることができるメモリアルな電報です。豪華でありながら上品な漆芸電報は、上司や目上の方へのお祝いにおすすめです。

パッと周囲を明るくしてくれるブーケは退職祝いの定番です。生花を送るのが難しい状況だったり、普段から生花を飾らないタイプの方には、フレグランスソープフラワーのブーケがおすすめです。水やりなどの手間が不要で半永久的に飾ることができるため、贈り物に相応しいといえるでしょう。

ハーバリウムアレンジボールペン加賀　イエローゴールド

価格：2,600円(税抜)

カタログギフト「奏-Kanade-」深山（みやま）

価格：9,000円(税抜)

実用的なものを好まれる方には、華やかさと実用性を兼ね備えたハーバリウムボールペンがおすすめです。金箔入りで輝くデザインは高級感があり、６色から選べるので男性にも女性にも贈ることができます。お相手の好みがわからない場合は、グルメやファッションなど好きなものを選べるカタログギフトがおすすめです。

まとめ：定年退職のお祝いは気持ちのこもった電報で伝えよう！

電報は、フォーマルな手法として相手に感謝を伝える手段として、家族間・親族間はもちろん、ビジネスのシーンにおいても活躍します。
相手が喜ぶギフトを添えることでさらに感謝を伝えることができるでしょう。
電報を送る際にはマナーも気になるところかもしれませんが、まずはお祝いの気持ちを伝えるということが大事です。実際に手に取って読む電報は、メールやSNSとは違った温かみがあります。心を込めて書いたメッセージは、きっと真心が伝わるはずです。

電報屋のエクスメールでは電報を送りたいけど、マナーや送り方が不安だという方にも安心してお送り頂けるように電話やメールでもサポートしております。
法人様向けにもご利用しやすいように対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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